あなたは、

 

『ご飯を食べる時間も、寝る間も惜しいくらい

何かに没頭したことがありますか?』

 

“ピアノじゃなくてもいい、バレエでもサッカーでも野球でも、

絵を描くことでも計算でも、水泳でもなんでもいい。

何か一つ、ご飯を食べる時間も、寝る時間も忘れちゃうくらい没頭できる

『なにか』があったとしたら、人生でこんなに強いことはないと思う。”

 

と私はよく子どもたちに話します。

 

その没頭できるもの。

私の場合、それが『ピアノ』でした。

 

小学校1年生から始めたピアノ。

3オクターブくらいしかない、おもちゃみたいなキーボードが私の最初の相棒でした。

(鍵盤を押すと赤く光るやつ。

そのキーボードに音源で入ってた、プリプリのDaiamondsが大好きで、よく聞いてました。懐かしい。)

 

今もよく驚かれるのですが、齋藤家には音楽家がひとりもいません。

音楽の道に進んだのは、一族で私だけです。

なので、家にピアノはもちろんなく、いつまで続くか分からない習い事に最初からピアノを買うには

初期投資がすぎる・・・と思った両親は、最初そのキーボードを買ってくれました。

 

※『いつまで続くか分からない習い事に最初からピアノを買うには

初期投資がすぎる・・・』

→この考え方ですが、音楽で仕事をしている身ですが、私はありだと考えます。

弊社のピアノレッスンをご受講くださる方にもこのことはお伝えしています。

賛否両論あるかと思いますが、気になる方はこちらの記事に理由をまとめています。

以下ご参考ください。

https://www.pianochi.jp/learn-piano

 

当時のピアノの先生も大好きで、ピアノを弾くことが楽しかった私は、時間を見つけてはキーボードに向かう

という生活をしていました。

それを見た両親が、『この調子だったらピアノ続くかもしれない』と、ある日KAWAIのアップライトピアノを買ってくれました。

(このプロセスがあるということは、続かない習い事があったということです(笑)

体操教室に行きたいと、レッスンに通ったことがあるのですが、3日で辞めました。体操教室の先生、ごめんなさい。)

 

『今日自宅にピアノがくる!』

当日は、小学校が終わったあとダッシュで帰宅したのを今でも覚えています。

そのピアノは今でも私の相棒で、そのピアノで、鏡の中のぼくhttps://youtu.be/kIL0ePsLqLc)を作曲したり、

その他多くの曲をつくったりしています。

 

とにかくピアノを弾くのが大好きでした。

母に、「私に『ピアノ練習しなさい』っていってた?」と聞いても、

「あんまり言わなかった気がするー」との答え。

私のペースに任せてくれていたのもよかったのかもしれません。

 

もちろん、毎日楽しい!ということはなくて、

・今日練習したくない

・ピアノ弾きたくない

・遊びにいきたい

・めんどう

と思うこともしょっちゅうありました。

そんな日があっても、ピアノを弾かないとなんかソワソワするなという感覚もあり、

気が付いたら弾いているという感じでした。

 

毎日の生活、学校、友達、ピアノ、

友達と喧嘩したり、両親と喧嘩したり様々ありましたが、

今の環境が大好きで、友達も大好きで、このままみんなと一緒に卒業してみんなと同じ中学校にいくんだ~と思っていた矢先。

父の仕事の転勤が決まり、突然の引っ越しが決まったのです。

 

それは小学校4年生も終わろうとしている頃。

思春期真っ只中の私にとって、それは突然大事なものを奪われてしまうくらいの

衝撃的な出来事だったのです。

 

続く。